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コラム

2020.02.01

開咬(オープンバイト)と叢生の矯正治療例

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

開咬(前歯が噛み合わない)を非抜歯で行った治療例をご紹介します。

※実際の治療プランは患者さまによって異なりますが、ぜひ参考にしてください。

患者さまの強いご希望で非抜歯での治療を行いました

この患者さまは

  • 上下前歯の凸凹(叢生/ガタガタ歯)
  • 前歯が開いており噛み合わない(開咬)

のお悩みをお持ちでした。

こちらは治療前のお写真です。


 

叢生も開咬も重度です。

このような場合は、一般的には歯のスペースを確保するため抜歯が必要になります。

ですが今回は患者さまが抜歯をしないという強いご希望があり、非抜歯での治療となりました。

親知らずが開咬の症状を悪くしていることがあります

非抜歯とは言っても、まったく抜かないわけではなく、親知らずは抜歯をさせていただきました。

というのは、開咬の程度が重度な原因のひとつが親知らずであることも少なくないからです。

この患者さまのレントゲン写真を見てみましょう。

ご存知のように、親知らずは他の歯が生え揃った後から生えてきます。

この患者さまのように、親知らずが内側に力をかけるように生えてきた場合は、その力で前歯が押し出され、開咬の悪化の原因になる場合があります。

ですので親知らずの力の影響がなくなるように親知らずを抜くことになりました。

顎間ゴムの積極的な使用が治療には必須です

この患者さまも、効率的な治療のために顎間ゴムをできるだけ使用していただいております。

顎間ゴムは矯正治療においてとても大切なものです。

コラムに書いておりますので併せてぜひお読みください。

治療にとても大切な顎間ゴム(エラスティック)って何?

患者様へのご説明、治療プランの決定

無料カウンセリングと診断で、以下のようにリスクや副作用についても十分にご説明し、ご納得いただいた上で治療を開始いたしました。

  • 診断:前歯部開咬、上下顎前歯のわずかな唇側傾斜、上下顎中等度の叢生
  • 治療法:智歯の抜歯、上顎裏側・下顎表側(ハーフ・リンガル)による治療
  • 治療期間:10ヶ月
  • リスク:治療中の虫歯の可能性、IPRによる知覚過敏
  • 副作用:治療中の矯正装置による口内炎、治療後の開咬の後戻り

叢生も開咬も改善しました!

こちらは治療後の口腔内写真です。


叢生も開咬もかなり整いました。

整った理由に、患者さまが積極的に顎間ゴムを使用してくださったということがあります。

患者さまの努力なくして順調な治療はありません。ありがとうございました。

歯の凸凹、前歯の空いた状態が改善され、とても綺麗な歯並びになりました。顎間ゴムをしっかりと使っていただけたおかげで、計画通りに治療を終了することができました。

治療期間は11ヶ月でした

1年未満で治療を終えることができました。内訳は以下のようになります。

  • 叢生、開咬の改善:5ヶ月
  • 最終的な咬み合せと配列の調整:6ヶ月

3Dデジタル矯正での適切なシミュレーションで治療計画を立て、親知らずの抜歯や計画的な顎間ゴムを使用などもあり、とてもスムーズに治療を終えられた例となりました。

参考記事もぜひお読みください

また、以下のコラム記事も参考にぜひご覧ください。

顎間ゴムについて

顎間ゴムについては以下で説明しています。

治療にとても大切な顎間ゴム(エラスティック)って何?

開咬について

開咬の治療例は本サイトの記事をご紹介します。

サージェリーファースト:重度の開咬と反対咬合の治療例

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