2020.06.24
ハーフリンガル矯正は裏側矯正と表側矯正のいいとこ取り!
日本橋はやし矯正歯科 総院長の林一夫です。
日本で研究が進み技術が発展している「ハーフリンガル矯正」をご存知でしょうか?
様々な矯正方法のひとつとして、この機会にぜひ知っておいて頂きたいと思います。
ハーフリンガル矯正は「上は裏」「下は表」に矯正装置
ハーフリンガル矯正とは、上顎に裏側矯正、下顎に表側矯正の装置を使用する治療方法です。
ハイブリッド矯正、コンバインド矯正などとも呼ばれますが「ハーフリンガル矯正」という呼び方が一番一般的になりつつあるようです。
なぜ上と下で装置を変えるのかの大きな理由の一つが「スマイルの時の見え方」と「費用」です。
スマイルの見え方
人が笑顔になった時、上の前歯はよく見えますが、下の前歯は唇に隠れてあまり見えません。
ですので下だけを表側矯正にしても装置はほとんど外から見えません。
裏側矯正より料金が安い
表側矯正よりもどうしても費用が高くなってしまう裏側矯正ですが、下を表側矯正にしたハーフリンガル矯正はそれだけ費用を抑えることができます。
以下に詳しく説明して参ります。
ハーフリンガル矯正の見え方:実際の例
こちらはハーフリンガル矯正の治療中の患者様の写真です。
これだけの笑顔で前歯がはっきり見えていますが、下顎に装着している表側矯正装置はほとんど見えません。
でも口腔内を確認すると装置はしっかりあります。
会話などの中で唇が動いた時に外側から装置が見えることはありますが、見た目に気になることはほとんどないと言っていいぐらいでしょう。
ハーフリンガル矯正と裏側矯正の比較
裏側矯正と比べてハーフリンガル矯正はどのように違うのかご説明します。
裏側矯正と比べての滑舌、喋り方は?
下顎の装置が表側についているので、その分喋りやすい、滑舌への影響は少ないです。
(最初はどうしても違和感が生じてしまいますが半月程度でほとんど気にならなくなります)
裏側矯正と比べて費用、料金体系は?
当院は
- 裏側矯正:110円(税別)
- ハーフリンガル矯正:100万円(税別)
です。
裏側矯正よりも10万円お安くなっております。
ハーフリンガル矯正はkawaii矯正も楽しめる
当院オリジナルのkawaii矯正なら、表側矯正のkawaii矯正を楽しんでいただくことができます。
例えばこのようなアクセサリー風の飾りを矯正装置につけることができるのです。
外からほとんど見えない下顎の装飾ですので「ちらっ」と見える程度です。
控えめにあなたの個性を楽しんでみてはいかがでしょうか。
kawaii矯正はこちらで詳しく説明しています!
ハーフリンガル矯正は日本で大人気
アメリカは矯正をすることが当たり前であり装置が見えることへの抵抗も少ないですが、日本ではまだまだそこまで普及しておりませんので、なるべく装置が見えない方法の一つとして、日本で発展しています。
参考文献(サイト)
日本で独自の進化を遂げていると言ってもいいハーフリンガル矯正は、高度な技術の発展と学術雑誌の報告も日本が圧倒的です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjloa1990/1993/4/1993_4_12/_pdf/-char/en
https://ci.nii.ac.jp/naid/10008152402
矯正先進国であるアメリカでは一般的ではありません。