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2020.03.23

当院の衛生管理:感染予防の対策(2)除菌、洗浄の機器

前回は、手指の消毒やお手洗い、空気清浄機といった部分の感染症防止対策のお話をさせて頂きました。

当院の衛生管理:感染予防の対策(1)

医療施設における道具の滅菌は感染症予防などでとても重要なことです。

今回は、当院が治療に使う機器などの消毒、滅菌についてのご紹介をします。

新型コロナウイルスで浮上した、滅菌が不完全な歯科医院のケース

こちらの記事は歯科医療に関わる方はご存知かもしれません。

以前より問題になっているのが「ハンドピースを毎回滅菌していない」歯科医院が数多くあることです。

新型コロナ感染の懸念 歯科医院の5割が危ない理由

上記にあるように、歯科治療に使うハンドピース(ドリルなど)は治療ごとに洗浄しなければなりません。

治療ごとにハンドピースを滅菌するのは必須!

その理由として、このハンドピースを使用中に起きることがある「サックバック現象」対策があります。

サックバック現象とは、使用中に唾液や血液が逆流することを指します。稀ですが機器により100%防ぐのは難しいことがあります。

当院で使用している機器はこの「サックバック現象」が起こらないように設計されていますが、それでも患者さまごとに滅菌洗浄するのは当然のこととして行っております。

ハンドピースなどを滅菌する機器をご紹介します

それでは実際にハンドピースやそれ以外の器具、手用機器などを滅菌洗浄している機械をご紹介いたします。

ハンドピースを滅菌しているのは「DAC Universal(ダックユニバーサル)」という器械です。

DAC Universal DAC ユニバーサル | デンツプライシロナ

シュアスマイルシステムを開発している「デンツプライシロナ」社製で、非常に高性能です。

以下が滅菌の工程となります。

  1. 冷水による内部洗浄と漏出テスト
  2. 駆動回路の注油(治療一回分)
  3. 冷水と温水による外部洗浄
  4. 滅菌、乾燥

これで工程は完了です。非常に短時間で終わりますので効率的に治療を行えるのも素晴らしい点です。

感染症予防はとても重要ですが、それにより治療が遅れて患者さまを待たせるようなことはあってはならないからです。

高圧洗浄機はそれ以外の道具の滅菌をします

ハンドピース以外の道具や機器などはオートクレーブ(高圧洗浄機)で滅菌します。

高圧洗浄機とは文字どおり高い圧力をかけて細菌やウイルスを死滅させ、洗浄するもので、高い衛生水準を求められる食品や医療の業界で多く使われています。

当院では「タカラベルモント」社製の「BELCLAVE Y-108」を使用しています。

滅菌器 | キャビネット | 製品紹介 | タカラベルモント デンタル事業部

高性能なのはもちろんですが、非常に静かなので患者さまが音が気になることもありませんので、診療の妨げにならないのも非常に良い点です。

他にも様々な衛生管理の対策を行っています

このように当院ではできる限りの対策を行っておりますので、ぜひ安心してご来院くださいませ。

「歯医者さんでこういう問題があるようだけど大丈夫?」といった疑問などにも積極的にお答えしております。

必要に応じてまたこちらで対策についてご紹介させていただきます。

参考サイト(文献)

今回のニュースの参考文献は以下となります。ご興味のある方はぜひお読みください。

Autoclave sterilization of dental handpieces: A literature review

歯科院におけるオートクレーブ滅菌の重要性を述べています。

厚生労働省委託事業「歯科診療における院内感染対策に関する検証等事業」

一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針(第 2 版)

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